平成25年度緊急スクールカウンセラー等派遣事業



1.趣旨
当団体では、「平成24年度緊急スクールカウンセラー等派遣事業」としての委託を受け、「こころのサポート映像集」を作成し、被災地の小中高等学校約2,300校に配布しました。
DVD配布後、学校現場から「2年目のメモリアルデーに間に合ってうれしい。すぐに活用します」「学齢別にどのように対処すればいいかすごく分かった」「さっそく顔じゃんけんをしたら、子どもたちがすごく元気になりました」など、有効に活用いただけている様子が分かるご報告をいただき、同時に、「この映像を使った研修会をスクールカウンセラーや教職員、保護者向けに継続的に開いてほしい」という声を多数いただいきました。このことより、まずは、この映像集活用のアフターフォローとしての研修が必要であると考えられます。
また、震災から2年を迎える現在、被災地では地域や家庭の事情によって、さまざまなケースに対応する「心のケア」が求められています。主に教職員から、「個別のケースについて、より詳細にたとえばQ&A方式で回答してもらえないか」などという声が多数寄せられています。このことより、教育現場の実情の報告を受け、専門家によるアドバイスを行う公開カウンセリング方式の研修会を実施し、この内容を冊子化して被災地の小中高等学校に配布することで、様々なケースに対応するためのノウハウ本として活用していただくことを可能とします。
2.事業概要 事業名:「Q&A方式で学ぶ震災と心のケア」冊子制作&研修会

1.研修会(スクールカウンセラー教職員等への研修会)
 @「こころのサポート映像集」を活用した研修会
 A専門家によるアドバイスを行う公開カウンセリング方式の研修会

2.「Q&A方式で学ぶ震災と心のケア」冊子製作
 配布先:岩手・宮城・福島県の国公私立幼稚園小中高特別支援学校 3,400カ所
3.スケジュール ・ 4月〜9月  研修会の開催
・ 8月〜1月  冊子の編集作業
・ 2月〜   冊子の配布
    
    
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