がっこう応援便り 復興支援号(心のケア編)

  このたび、社会応援ネットワークでは、被災地の学校の先生方から一番要望のあった「子どもたちの心の問題をケアする方法を知りたい」という声にこたえるべく、「がっこう応援便り」心のケア編を発刊しました。
震災後、子どもたちが抱える様々な悩みやストレスに対処するため、学校で実践できるストレスマネージメント法の紹介や今すぐ役立つ情報を掲載しております。
この冊子は、、 岩手県、宮城県、福島県の中でも特に被害の大きい小中学校に配布しました。

こちらから、「がっこう応援便り」全ページのPDFファイルがダウンロードできます。

補助事業実施報告

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内容


表紙


2-3ページ

●目次
●巻頭インタビュー 澤穂希さん


4-5ページ

●がっこう応援NEWS 復興へ向けての夢みる防災教育 諏訪清二先生(兵庫県立舞子高校)
●特集 「子どもの心のケア」 冨永良喜教授(兵庫教育大学)  


6-7ページ

●授業の中で取り入れるストレスマネージメント


8-9ページ

●ストレスマネージメント法の授業を体験してみよう


10-11ページ

●「リラクセーション」を体験してみよう


12-13ページ

●今すぐ役立つおすすめ情報!!
●先生たちにお知らせ おすすめウェブサイト!


14-15ページ

●リングリングプロジェクト
●みなさまの声をお寄せ下さい


裏表紙

協力

日本心理臨床学・支援活動委員会
東日本大震災心理支援センター
東京臨床心理士会
宮城県石巻市立女子高等学校 文化創造部
日本パステルシャインアート協会
「子ども応援便り」編集室
株式会社サンライフ企画
兵庫教育大学 冨永良喜教授
早稲田大学 竹中晃二教授

この冊子は、競輪の補助金を受けて製作しました


読者(被災地の教職員など)からの反響


◆「がっこう応援便り」を読みました。大変、意義があることだと思います。特集では、日常ストレスマネジメントを扱っていましたが、これは入口の段階です。被災地では、今後フラッシュバック(震災を思い出して苦しくなる)や海への恐怖、自責感への対応、亡くなった人との対話なども必要となってきます。従来の道徳教育が扱ってこなかったテーマですが、継続して伝えていくことが大切だと思います。<教員>
◆「がっこう応援だより」の内容はすばらしく、まさに被災地に必要な情報ばかりでした。「がっこう応援便り」を使って、被災地の学校の保健室から癒しが発信できれば嬉しいです。養護教諭の方にも、しっかりとお知らせします。<高校教諭>
◆被災地で講演した際、小学校の校長先生が「がっこう応援便り」を手にして「ここに書いていあるストレスマネジメントを、もっと深く学びたい」と、会いに来てくれました。<大学教授>
◆「がっこう応援便り」にあった兵庫の先生のコメントは、「やはり!」でした。阪神大震災当時の教員のお話しは、なかなか手に入らないので、とても貴重でした。私自身にとっても、大変参考になる意見でしたので、多くの同僚に「がっこう応援便り」を伝えました。<スクールカウンセラー>