映像作品

社会応援

「こころのサポート映像集」
1.趣旨

東日本大震災から1年半以上経過した今、被災地では、一人ひとりの回復状況や家庭事情などに合わせた、よりきめ細やかな心のケアがのぞまれています。(兵庫県教育委員会調べでは、阪神・淡路大震災後、心のケアが必要な児童・生徒数は5年間減りませんでしたが、その要因は、時間の経過とともに震災を体験したショックから、両親の不和、経済問題などへと変化していきました。)こうした点で、子どもと日々接している教職員や保護者がケアを行うのが理想ではありますが、被災地ではケアする側の教職員や保護者にも精神的、時間的にも余裕がないのが実情です。
当事業は、専門性の高い臨床心理士が行う模範的な指導を映像教材として活用し、知識や経験が不足している教職員や保護者に働きかけるため、新たな負荷をかけることなく、子どもたちへの理想的なケアと自らの心のケアを行うことを可能とするものです。

2.事業概要

事業名:「こころのサポート映像集」制作&研修会
1. 映像集・冊子
①教職員・スクールカウンセラー向け映像
②子ども向け映像
部数:7500部
配布先:被災3県の小中高校
2.研修会(スクールカウンセラー教職員等への研修会)
①映像集の活用方法を主にした研修会
②映像集を活用した後の成果発表&研修会

3.スケジュール

・ 8月~10月中旬   映像・冊子の取材・ロケ
・ 10月中旬~1月上旬 映像編集
・ 1月下旬~     映像配布
・ 2月~3月     研修会開催